KISEKI jdk ACOUSTICS
軌跡jdkアクースティックス
| CD | 音楽配信 |
| Label レーベル |
Falcom 日本ファルコム |
Falcom Millennium Series (FMS) ファルコム・ ミレニアム・シリーズ |
| Cover 前面 |
 |
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| Release Date 発売日 |
2014/ 8/27 | 2014/10/ 8 |
| Published by 発売元 |
Nihon Falcom 日本ファルコム |
Nihon Falcom 日本ファルコム |
| Catalog Number 型番 |
H_NW10103310 | NW10103310 |
| Release Price 価格 |
\2,800(税込) | \2,400(税抜) |
| Disc length 全長 |
37:13 | 37:33 |
日本ファルコムよりファルコム・ミレニアム・シリーズ(FMS)にて発売された、ファルコムゲームミュージックのアコースティックアレンジ盤。作品タイトルは『軌跡jdkアクースティックス』となっているものの、英雄伝説“軌跡”シリーズだけではなく、『イースVI ナピシュテムの匣』の楽曲「パンドラ」も収録されている（制作当初はボーナストラックの予定であった）。今作はまず高音質のハイレゾ版が「mora」 、及び「e-onkyo」にて配信が始まり、後に音楽CD版（及びCD音質の配信）も発売された。音楽CD版は一般販売に先駆け、9月12日～9月28日に行われた軌跡シリーズ10周年記念イベント「ファルコム展＠マルイシティ渋谷」の“ファルコムショップ”にて先行販売された。ちなみに、イベントでは25日に日本ファルコム社長の近藤季洋氏とjdk BANDのリーダー岡島俊治氏によるトークショーが、28日にjdk BANDの“歌姫”小寺可南子氏によるライブ＆トークショーがそれぞれ行われている。
ファルコムミュージックのハイレゾ版販売は、2014年7月23日の『英雄伝説 閃の軌跡 SOUNDTRACK ORIGINAL MASTER』がその始まりで、同年8月6日からは『閃光の行方【「英雄伝説 閃の軌跡II」オープニングテーマ】』のシングル配信も行われていた。ファルコムゲームの音楽は元よりハイレゾに相当する高音質のデータで制作されており、ゲームやCDの製品化の際にはダウンコンバートして世に送り出されていたが、ハイレゾ版では制作時のマスターデータそのままの音質で聴くことができるようになった。ファルコムでは以後もハイレゾ版のオリジナルサントラを配信しており、11月には音楽CD版に先駆けて『英雄伝説 閃の軌跡II SOUND TRACK ORIGINAL MASTER』の配信が始まる。これらの動きに合わせるように登場した今作『軌跡jdkアクースティックス』は、ハイレゾ音源として販売することを前提に音楽が制作・録音されており、容量に制限があり規格に縛られている音楽CDや、圧縮で音質に劣化が生じてしまうMP3では体感できなかった音響空間をユーザーに提供してくれる。なお、同タイトルの音楽CD版では残念ながらその音響空間を体感とはいかないものの、作品の企図に可能な限り沿うために音楽CD用のマスタリングを行わないダウンコンバートのみで製品化がなされている。
今作ではファルコム楽曲のアコースティックアレンジを収録しており、制作ディレクターとアレンジはjdk BANDのリーダー岡島俊治氏が担当。インスト曲とボーカル曲がほぼ交互に流れる構成で、ボーカル曲では“歌姫”小寺可南子氏を軸に、“喋れる歌えるバイオリニスト”の水谷美月氏も歌声を披露している（録音音源では『ほしのありかざんまい』と『イース古今曲集』に続いて3作目）。また、ベーシストの“王子”榎本敦氏がアレンジ＆ディレクションを行っている曲もあり、ニコニコ動画の『jdkTV（じぇいでぃーけーてれび）』で演奏されるアコースティックライブ（同ライブは『ACOUSTIC LIVE DVD COLLECTION －FaLCOM×JDKTV－』にも収録）や、新宿ロフトプラスワンでのjdk BANDライブ＆トークショーイベント（『まぁでもjdkなんで・・・』『Falcom jdk BAND Live & Talk Show』）で見せていたパフォーマンスを再演したような内容になっている。なお、フィールドワイより発行されている電子書籍「月刊 Falcom Magazine」のVol.43・Vol.44に掲載されている岡島氏のコーナー「人生半キャラずらし」にて、今作の制作秘話が語られている。
