Music from The Legend of Xanadu II
ミュージックフロム風の伝説ザナドゥII
| CD | 音楽配信 |
| Label レーベル |
Falcom Label ファルコムレーベル |
| Cover 前面 |
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| Release Date 発売日 |
1995/ 8/23 |
| Published by 発売元 |
KING RECORDS キングレコード |
| Catalog Number 型番 |
KICA1165〜6 |
| Release Price 価格 |
\3,800 (\3,689) |
| Disc length 全長 |
DISC1 67:03 DISC2 69:36 |
キングレコードのファルコムレーベルより発売された『風の伝説ザナドゥII』のオリジナルサウンドトラック＋jdk BANDアレンジを収録した作品。
PCエンジンで発売された『風の伝説ザナドゥII』は、同じくPCエンジンの『風の伝説ザナドゥ』の続編。ゲーム中では「THE LAST OF DRAGON SLAYER」との表記があり、8作続いたドラゴンスレイヤーシリーズの最後の作品となる。ただし、ドラスレシリーズの生みの親である木屋善夫氏は前作の風ザナを開発した直後に日本ファルコムを退社しており、風ザナIIは木屋氏不在の中でゲームが制作されている。ストーリーは前作の続きであり、主人公も前作同様アリオスで、既知の仲間たちも概ね登場し、新たな大陸を舞台に冒険をしていき、その過程で新キャラクターも加わって行く。システム面では、前作の昼夜が切り替わっていく時間の概念や、章ボス戦の前にあった横スクロールのアクション面と言った要素は無くなっており、また、登場人物たちの話を聞き回ってシナリオを進めていく”おつかい”的な事は格段に減っており、ストレスのかかる要素は一掃されたと言えるものの、ゲーム自体は淡泊な感じで進み、またシナリオ的にやや強引な展開があるなど、詰めの甘さも散見される。なお、2005年には『ザナドゥ・ネクスト』の特典として、EGGシステムによってWindows上で動作する『風の伝説ザナドゥI&II 完全復刻版』が登場している。
全部で100曲以上もの曲があった前作と比べると、風の伝説ザナドゥIIではその４分の３程度の曲数に収まっていて、曲調はシンフォニー色が強いアレンジになっている。このCDでは、DISC1にPSG音源の曲が、DISC2にPCM（ADPCM, CD-DA）音源の曲と、jdk BANDアレンジバージョンが収録されている。岸本友彦氏のjdk BANDが小文字表記になるのは今作が初めてで、前回『MUSIC FROM Brandish3』で登場したときは、大文字ピリオド入りのJ.D.K. BANDだった。ちなみに、岸本氏は、jdk BAND名義ではないものの、『Falcom SPECIAL BOX '95』の「CDドラマ 風の伝説ザナドゥII」にて既に風ザナIIのアレンジを担当した事があった。なお、プレミアムシナリオ内の曲当てクイズでかかるPSG曲「男ひとり旅」は未収録であるが、この曲は『風の伝説ザナドゥII』用の曲ではなく、元々は『英雄伝説III 白き魔女』の曲であり、ゲーム内に出てくる”ジュリオもどき”や”にせクリス”は英雄伝説IIIの主人公のパロディだった。ライナーノーツを担当するのはキングレコードのディレクター遠藤潤氏。
