SORCERIAN

THE BURNING TRAP
『灼熱のワナ』

Digest Story 〜ダイジェスト・ストーリー〜

「灼熱のワナ」イメージ画　この村は、最近急に暴れだした火の怪物マグマボイアルドに３回も襲われてしまったのだ。村人たちもマグマボイアルドを倒そうとしたが、いかんせん相手が強すぎてかないっこない。村長は悩みに悩んだ末ひとつの方法を思いついた。その方法とは、ソーサリアンにマグマボイアルドを倒してもらうというものだった。優しくて、しかも強いソーサリアンたちの噂はこの村にまでとどろいていたのだ。村長が手紙を出すやすぐさまソーサリアンがやってきた。
　「マグマボイアルドが村の東の外れにある洞窟にいる」という情報をもらったソーサリアンは、さっそく調査に出かけた。その途中で、マグマボイアルドにやられてしまい、見るも無残な姿をさらけ出している家を見つけたのだ。被害を受けたのは家だけでなかった。なんと、そこに住んでいた娘もマグマボイアルドにさらわれてしまったというのだ。非道な行いを見たソーサリアンは「こうなったら、何が何でもマグマボイアルドを倒してやる！」と心に誓った。
　村を救うために、洞窟の中へと入っていったソーサリアン。だが洞窟内は天然のダンジョンと化しており、気を抜くと、すぐにでも迷子になってしまいそうだ。マグマボイアルドのいる場所を探しつつ、洞窟内を地道に調査することにした。そんな時、骸骨が中央に置かれてある部屋を見つけた。つるはしを持っているところを見ると、採鉱に来た人が道に迷いここで力尽きてしまったようだ。彼の魂が安らかに成仏することを祈るや、ソーサリアンは部屋を後にした。
　洞窟の奥に、ドロドロの溶岩で満たされた湖を見つけた。実は、この場所こそがマグマボイアルドの住みかなのだ。そうこうする内にマグマボイアルドが姿を現し、攻撃を仕掛けてきた。戦え、ソーサリアン！　マグマボイアルドの体は、溶岩でできている。それだけに、氷のような冷たい武器か、マグマと同じくらいの熱を発する武器を使わない限り、ダメージを与えることはできないのだ。はたしてヤツを倒すことができるのだろうか？

原作者の紹介

原作者イラスト

谷山賞受賞作品

「灼熱のワナ」

岩崎裕自くん

原作者の紹介
　岩崎くんは、テストに追われる（？）高校２年生。賞金の２０万円の使い道も、「大学に入れたら、台湾にでも美味しいものを食べに行こうと計画しているので、その資金として貯金している」と、まずは大学に入学することが最優先みたいです。頑張って下さいね！
　ちなみにガールフレンドを大募集中とのこと。好きな女の子のタイプは、「ポニーテールと月の光の似合う女の子」だそうです。

プレイする皆さんへ……
　いやぁ、俺の作品がゲーム化されるとは、太陽が大爆発するほどめでたい！
　さて、この「灼熱のワナ」の見所は一体どこかと言うと……残念ながら今は言えない（もしかしたら特に見所はないのかもしれない）。
　さぁみんな、とにかく騙されたと思って、プレイしてみよう！
岩崎裕自

ディスク・マガジンを元に、文章・構成を編纂しています。

THE BURNING TRAP『灼熱のワナ』

Digest Story 〜ダイジェスト・ストーリー〜

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『灼熱のワナ』