Falcom Classics
ファルコム・クラシックス
| SEGA SATURN |
| Platform Version |
SEGA SATURN セガサターン 通常版 |
SEGA SATURN Limited Edition セガサターン 限定版 |
| Cover 前面 |
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| Release Date 発売日 |
1997/11/ 6 | 1997/11/ 6 |
| Published by 発売元 |
VICTOR COMPANY OF JAPAN (JVC) 日本ビクター |
VICTOR COMPANY OF JAPAN (JVC) 日本ビクター |
| Catalog Number 型番 |
T-31502G | T-31503G |
| Release Price 価格 |
\5,800 | \6,800 |
| Disc length 全長 |
53:11 | 53:11 |
| Version | SEGA SATURN Collection ver. セガサターン サタコレ版 |
SEGA SATURN (I・II Set ver.) セガサターン （I・IIセット版） |
| Cover 前面 |
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| Release Date 発売日 |
1998/ 9/17 | 1999/ 3/ 4 |
| Published by 発売元 |
VICTOR COMPANY OF JAPAN (JVC) 日本ビクター |
VICTOR COMPANY OF JAPAN (JVC) 日本ビクター |
| Catalog Number 型番 |
T-31506G | T-31507G |
| Release Price 価格 |
\2,800 | \6,500 |
| Disc length 全長 |
53:11 | 53:11 |
日本ビクターよりセガサターンで発売された日本ファルコムのゲーム集第１弾。初回限定版には映像やオリジナルCDドラマ「イースI／女神の記憶」を収録したSPECIAL CDが同梱されていた。翌年には廉価版である「サタコレ」版も発売されており、また更に翌年には、続編の『Falcom Classics II』とセットになった「ファルコム・クラシックス・コレクション」も発売されている。
今作に収録されているゲームは、1984年に発売された初代『ドラゴンスレイヤー』、1985年に発売された『ザナドゥ』、そして1987年に発売された『イースI』の3作の移植リメイク作。いずれもPC-8801やX1、FM7と言った8ビットのPC向けに発売されたゲームで、ファルコムの黎明期から黄金期を代表するタイトルたちが揃っている。プログラマーの木屋善夫氏が制作したドラゴンスレイヤーは、ファルコムで初めて生まれたヒット作品で、まだ世間でRPGと言うジャンルが浸透していない時代に登場した”アクションRPG”だった。ただし、今現在の感覚でこのゲームを見た場合、RPGよりもパズルゲームに近いと言える。今作のファルコムクラシックスのドラゴンスレイヤーはハード性能に合わせてグラフィックがが大きく描き直されており、また原作にはなかった専用の音楽も追加されている。ザナドゥは、ドラゴンスレイヤーの2作目にあたり、木屋氏の下で制作された本格的なアクションRPGで、当時PCゲーム界を席巻するほどの大ヒットを記録し様々な面で金字塔を打ち立てた作品。今作のファルコムクラシックスに収録されたザナドゥは、1995年のリメイク作『リバイバル・ザナドゥ』の移植にあたるが、リメイクで追加された音楽のかなりの部分は残念ながら削られてしまっている。イースは、それまでのドラゴンスレイヤーシリーズなどに代表されるような高い難易度のゲームにアンチテーゼを投げかけるようにして登場したアクションRPG。誰でもクリアが可能な”優しさ”を売りにしたイースは、その美しい音楽と共にやはり大ヒットを記録している。当時のPCゲーム界の方向性を大転換させたゲームであり、PCエンジンに移植された際にはCD-ROMの可能性を大きく世に知らしめた作品にもなって、ゲーム界に与えた影響は計り知れない。1998年にはファルコム自らリメイク版『イース・エターナル』を発売しており、イースシリーズは今現在（2014年）でも続編やリメイクが発売され続けているファルコムを代表するタイトルの一つとなっている。今作のファルコムクラシックスのイースは、ハード性能に合わせたアレンジがなされており、演出の面などではPCエンジン版にも影響を受けている。3作の中では最も力が入っていて、事実上今作のメインのゲームと言える。なお、いずれのゲームにもPC版に比較的沿った「オリジナルモード」と、やや遊びやすくアレンジされた「サターンモード」の二つが実装されている。
CD-ROMを使用した本作では、ほとんどの曲が音楽CDトラック(CD-DA)で演奏されている。イースの曲は、翌年に発売を控えたWindows95の『Ys ETERNAL』のアレンジの原型（？）になっている曲が多く、「HOLDERS OF POWER」 「PALACE OF DESTRUCTION」 「TOWER OF THE SHADOW OF DEATH」 「FINAL BATTLE」などはYs ETERNALのCD-DAバージョンに、「FEENA」 「THE LAST MOMENT OF THE DARK」などはYs ETERNALのGSバージョンに、似たアレンジになっている。なお、CD-DAに収録されていない曲はセガサターンの内蔵音源による演奏で、イースでは「FOUNTAIN LOVE」 「THE SYONIN」 「TEARS OF SYLPH」 「DEVIL'S WIND」 「REST IN PEACE」 「SO MUCH FOR TODAY」 「Lucky 宝箱」の7曲が、ドラゴンスレイヤーでは「Field」が、ザナドゥでは「LA VALSE POUR XANADU 〜Resistance〜」 「LA VALSE POUR XANADU 〜Gate〜」 「LA VALSE POUR XANADU」 「LA VALSE POUR XANADU 〜Bataille〜」 「REPOS」 「LA VALSE POUR XANADU 〜Solennel〜」 「GROS MONSTRE」の7曲がそれに当たる。ちなみに、ドラゴンスレイヤーの3曲と、ゲーム選択画面の1曲、そして3作のトータルエンディング1曲の新曲計5曲は、キングレコードのファルコムレーベル『Falcom Classics』にてアレンジバージョンも収録されている。
