Ys DRAMATIC CONCERT
イース・ドラマチック・コンサート
| CD | 音楽配信 |
| Label レーベル |
Falcom Label ファルコムレーベル |
| Cover 前面 |
 このCDをAmazonで購入 |
| Release Date 発売日 |
1991/ 5/21 |
| Published by 発売元 |
KING RECORDS キングレコード |
| Catalog Number 型番 |
KICA1029 |
| Release Price 価格 |
\3,000 (\2,913) |
| Disc length 全長 |
55:45 |
キングレコードのファルコムレーベルより発売された、『イースI』を元にしたオリジナル・ビデオ・アニメ(OVA)『イース』のオリジナルサウンドトラック。
OVA『イース』は、1989年末から1991年半ばにかけてキングレコードより発売されていたもので、VHSで全７巻が出ている。後にLD-BOX（4枚組）でも発売されており、2001年には、ファルコムから発売されたWindows『イースI・II完全版』の初回特典にて、DVD-Videoにて全話復刻されている。それぞれの巻にはイースの書の名前が付けられており、順に、第１巻が「序章」、第２巻が「ハダルの章」、第３巻が「トバの章」、第４巻が「ダビーの章」、第５巻が「メサの章」、第６巻が「ジェンマの章」、第７巻が「ファクトの章」となっている。監督は1〜4巻が神谷純氏で、5〜7巻が渡部高志氏。脚本が後に日本ファルコムに入社する早川正氏。音楽監督は藤澤道雄氏が務めている。藤澤氏は、『FALCOM SPECIAL BOX '90』にてニューエイジアレンジを披露したのを皮切りに様々なファルコムのCDに参加しており、『PREPRIMER』シリーズではアルバム１枚を丸々すべて担当するなど、ファルコムレーベルで人気のあったアレンジャーだった。なおOVAはこのCDの発売4ヶ月後に第7巻が出て完結している。
このCDは、『FALCOM SPECIAL BOX '90』Disc4『イース・アニメ・スペシャル・サントラ』の続編にあたるが、スペシャル・サントラでは『OVA イース 第１巻「序章」』の模様を声優の声や効果音なども交えながら音楽を収録していたのに対して、今作はOVA全巻を対象に音楽のみを収録した純粋なサウンドトラック作品になっている。OVAの音楽監督である藤澤道雄氏がアレンジを一手に引き受けており、シーンによって３つの違うジャンルでもって構成されている。具体的には、1.「「イース」」 5.「巨大なる序軍」 8.「バトル・フィールド」 10.「ダルク＝ファクト」 16.「イース・レクイエム」 17.「アドル・クリスティン」の６曲がオーケストラバージョンとなっており、『交響曲ソーサリアン』にも参加していた中谷勝昭氏が指揮を執っている。4.「ゴーバンのテーマ」 6.「ルタのテーマ」 12.「ミネアの人々」 13.「「フィーナ！」」 15.「想い出のフィーナ」の５曲がチェンバーミュージック（室内楽）バージョンで、このアレンジは藤澤氏が得意とするニューエイジミュージックに最も近い。2.「ミネアの街より」 3.「ドギのテーマ」 7.「バトル・バトル・バトル」 9.「アドルよ急げ」 11.「インターミッション」 14.「ダームの塔へ」の６曲はギター・ベース・キーボード・ドラムで演奏されるバンドバージョンであり、スペシャル・サントラでJ.D.K.BANDの名で演奏していたメンバーが含まれている（岸本友彦氏のJ.D.K. BANDとは異なる）。ライナーノーツでは、藤澤氏による各曲の詳細な解説が載っている。ちなみに、アニメのエンディングでは、１・２巻で羽田健太郎氏がアレンジした『交響曲イース』の第2章「THE MORNING GROW」が鳴り、３巻〜７巻で『PERFECT COLLECTION Ys』に収録された南翔子氏のボーカル曲「Endless History」が流れている。また、次回予告には『MUSIC FROM Ys』の米光亮氏アレンジバージョン「FIRST STEP TOWARDS WARS」が使われている。
［推定売上枚数 4300枚］
Tweet
