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トラップだらけの巨大な神殿を、これまでの冒険同様、知恵と勇気と、ひと握りの希望を捨てない強靭な精神力によって突破したソーサリアンは、ついに山の内部へ足を踏み入れることに成功した。が、そこに待っていたものは、あの神殿でさえ小さく思えるほど絶望的に巨大な゛ギルバレスの迷宮"だったのだ！
ギルバレスにつき従う邪悪なモンスターたちによって、ギルバレスの復活以前から現在まで、何百年にもわたって作り続けられているこの迷宮は、世界で最も広く、最も邪悪な仕掛けが施されたものだという。たぶん、その噂どおり、内部にはこれまで見たこともないほど卑劣で、それでいて冒険者を骸に変えるには十分すぎるほど強烈なトラップとモンスターが、かれらを待っているに違いない。負傷もするだろう。誰かが命を落とすことになるかもしれない。しかし、命と引き替えにしても、ギルバレスは討たねばならないのだ！
決意を新たに、ソーサリアンは今、静かに迷宮の扉を開けた……。
最近、よく言われますけど、私の作るシナリオは、そんなにイジワルじゃないと思いますよ。
それで、このシナリオのポイントなんですが、強いて言えば、マップの構成が１画面単位になっていて、しかも複雑なので、必ずマッピングすること。それから、人に会ったらその人との会話をよく見ておくこと。（メモなんかするといいかもしれない。）そいう基本的なことをわすれないでください。そうそう、ＦＬＹの薬があるとけっこう楽ですよ。
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GILBARESS 大魔王ギルバレス 気が遠くなるほど複雑な迷宮の果ての、巨大な火山の火口に、ギルバレスはいた。鼻をつくイオウの臭いと霧状の水蒸気が充満するこの世の地獄こそ、ギルバレスにとっては楽園なのだろう。煮えたぎる溶岩の湖から現われては、狡猾な笑いとともに灼熱の火山弾を浴びせかけるその姿は、まるで火の化身、悪魔以上の悪魔だ！ |
ピラミッド・ソーサリアンのシナリオカードを元に、文章・構成を編纂しています。
| ▲ 6-4 嘆きの神殿 |
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7-1 愛と哀しみのバンパイヤ ▼ |