YsIV vs The Legend of Xanadu J.D.K.BAND 4
イースIV VS 風の伝説ザナドゥ J.D.K.バンド4
| CD | 音楽配信 |
| Label レーベル |
Falcom Label ファルコムレーベル |
| Cover 前面 |
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| Release Date 発売日 |
1994/ 4/30 |
| Published by 発売元 |
KING RECORDS キングレコード |
| Catalog Number 型番 |
KICA1141 |
| Release Price 価格 |
\3,000 (\2,913) |
| Disc length 全長 |
47:17 |
キングレコードのファルコムレーベルより発売された、アレンジアルバム。J.D.K. BANDのフルアルバム第4弾。今作では、タイトルが示すとおり、『イースIV』と『風の伝説ザナドゥ』の２タイトルから曲が選ばれており、両タイトルのアレンジ対決と言った内容になっている。J.D.K.BANDが単独で出すアルバムとしては今作が最後であるが、J.D.K.BAND自体は３ヵ月後の『MUSIC FROM 英雄伝説III』にも参加しており、最終作と言う訳ではなかった。
『イースIV』は、1993年末にスーパーファミコンとPCエンジンで発売されたイースシリーズの第４作。ファルコムは企画と作曲のみで開発を行わず、各ハードごとにライセンスを取得したメーカー（SFC：トンキンハウス、PCE：ハドソン）がそれぞれ発売すると言うやや異色の形態をとっている。物語としては、『イースI・II』の続編にあたり、ゲームシステムもほぼI・IIのものを踏襲している。『風の伝説ザナドゥ』は、1994年初めにNECホームエレクトロニクスよりPCエンジンにて発売されたARPGで、ドラゴンスレイヤーシリーズの第8作目。開発はファルコムが行っており、ファルコムがPCエンジンに本格参入した最初の作品である。なお、ドラスレシリーズの生みの親である木屋善夫氏はこれを最後にファルコムを退社しており、次作の『風の伝説ザナドゥII』が同シリーズの最終作となっている。
今回のJ.D.K.BANDには、リーダーの岸本友彦氏以外のメンバーは参加しておらず、前作までの生演奏によるバリバリのヘヴィメタ路線や、ボーカルによるロック・ポップと言ったサウンドは影を潜め、全曲打ち込みサウンドが主体のアレンジになっている。バンドと言うよりは事実上の岸本氏単独のアレンジ作品であり、この年以降ライブ活動も行われなくなっている。
これまでのファルコムレーベルでは『イースIV』のアレンジは全曲米光亮氏が手がけてきていたため、米光氏以外のアレンジが披露されるのは今作が初めてである。『風の伝説ザナドゥ』の曲は既にJ.D.K.BANDでアレンジ・演奏をしていた事があり、『Falcom SPECIAL BOX '93』の「PRE RELEASE」では「希望を求めて」がゲーム発売に先駆けて披露されていた。また、『Falcom SPECIAL BOX '94』の「風の伝説ザナドゥ SUPER ARRANGE VERSION」では「風の伝説」 「砂漠を渡る鳥」 「暗黒の翼」の3曲を発表していた。ちなみに、これらの曲は今作と違い生演奏を交えたアレンジであった。４〜５トラックと９〜１０トラックはメドレー形式である。ライナーノーツはキングレコードのディレクター遠藤潤氏が担当しており、J.D.K.の名前の由来や（結局不明のまま）、ゲームミュージック、そして昨今のゲームミュージックバンドの事などについて語っている。
