BARE NUCKLE II / YUZO KOSHIRO
ベア・ナックルII／古代祐三
| Label レーベル |
G.M.O. RECORDS G.M.O.レコード |
| Cover 前面 |
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| Release Date 発売日 |
1993/ 1/21 |
| Published by 発売元 |
ALFA RECORDS アルファレコード |
| Published by 販売元 |
COLUMBIA コロムビア |
| Catalog Number 型番 |
ALCA-443 |
| Release Price 価格 |
\2,000 (\1,942) |
| Disc length 全長 |
55:27 |
アルファレコードのG.M.O.レコードレーベルより発売された『ベア・ナックルII』のサウンドトラック。アルバムの題名が『BARE NUCKLE II』となっていて、後ろの単語の頭の”K”が抜けてしまっているが、正しくは『BARE KNUCKLE II』である。2001年には海外でも今作とほぼ同等のサントラ『Streets of RAGE 2 Original Soundtrack』が発売されている。また、2007年に発売された『Yuzo Koshiro BEST COLLECTION Vol.2』にはこのCDの復刻版が収録されている。続編の『BARE KNUCKLE III』のサントラ発売は約1年半後となる。 『ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌』は1993年1月にセガからメガドライブで発売された横スクロール格闘アクションゲーム。『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』の続編。一年前に壊滅させたシンジケートのボスMr.Xから復讐の挑戦状が叩き付けられ、仲間のアダムが捕らえられてしまう。前作主人公のアクセルとブレイズをはじめ、アダムの弟サミー、そして旧知のプロレスラー・マックスの4人は、アダムを救出を目指し再び巨悪に立ち向かっていく。基本的なゲームシステムは前作と同様であるが、表示キャラクターが大きくなり、動きも滑らかになって、敵にも体力ゲージが表示されるなど、見た目は大きく変化している。各主人公は『ストリート・ファイターII』ばりの多彩な動きと必殺技が出せるようになっていて、主人公キャラ同士の対戦モードも用意されているなど、ゲームは数多の進化を遂げている。開発は古代祐三氏の会社「エインシャント」が担当しており、古代氏が音楽を務めているのはもちろんのこと、グラフィックは妹の古代彩乃氏が手がけており、漫画家の有賀ヒトシ氏も参加している。なお、主人公のボイスは古代祐三氏自身によるもので、録音した音を加工する事で男女や子供の声を再現している。ちなみに、エインシャントがセガのゲーム開発を行うのはゲームギア版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』に続いて2度目である。1993年7月にはセガの携帯ゲーム機ゲームギアに移植されており、また、2015年4月にはニンテンドー3DS向けに、3D立体視化された『3D ベアナックルII 死闘への鎮魂歌』が配信されている。2015年7月10日の「ファミ通.com」には、3DS復刻版の発売元：セガと、3DS版開発元：エムツー、そしてオリジナル版開発元：エインシャントの3社を交えた対談記事が掲載されており、古代兄妹が顔を揃えている。 このCDでは、前作『BARE KNUCKLE』のサントラと同様に、メガドライブ音源ではなく原曲にあたるPC-8801のサウンド・ボードIIバージョンを収録。今作では、古代祐三氏のみならず、いくつかの曲にテクノ系のミュージシャン川島基宏氏を迎え入れている。前作を意識したハウス・ラップ系の曲調に”変態＋過激系デステクノ”を取り入れた楽曲は、より磨きのかかったサウンドへと昇華しており、次作『ベア・ナックルIII』で更なる特異な音楽へと変貌していく素地となっている。なお、ゲーム内で使われていた曲の中で、前作と同じ曲の「Player Select」「Round Clear」「Game Over」3曲は残念ながら未収録となっているが、2012年に発売されたメガドライブ音源バージョンのオリジナルサントラ『BARE KNUCKLE ORIGINAL SOUND TRACK』ではこれらも含め全曲収録されている。ライナーノーツでは古代氏からのコメントのほか、簡単なプロフィールとディスコグラフィーが掲載されている。 【第8回日本ゲームミュージック大賞第3位】(電波新聞社) |
