YsI,II Ancient Ys Vanished
イースI・II
| PC Engine |
| Platform Version |
PC Engine PCエンジン |
PC Engine / Reprint PCエンジン 名作限定版 |
| Cover 前面 |
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| Release Date 発売日 |
1989/12/21 | 1994/12/16 |
| Published by 発売元 |
HUDSON ハドソン |
HUDSON ハドソン |
| Catalog Number 型番 |
HCD9009 | HCD4074 |
| Release Price 価格 |
\7,800 | \4,179 |
| Disc length 全長 |
72:26 | 72:26 |
ハドソンよりPCエンジンのCD-ROM2で発売された『イースI・II』。同じ日にはファルコムレーベルより『FALCOM SPECIAL BOX '90』が発売されている。５年後には「名作限定版」として、廉価復刻版も発売されている（裏表紙に名作限定版のシールが貼ってある）。後に、やはりハドソンから『YsIII』も発売されている。
『イースI・II』は、PC-8801で発売された『イースI』と『イースII』のPCエンジン移植版。開発元はアルファ・システムが担当しており、オリジナルスタッフである山根ともお氏が天城秀行氏と言う名前で開発に参加している。移植にあたって様々な要素が加わっており、オープニングアニメーションの追加や、キャラクターグラフィック画像の追加、ＣＤによる曲演奏、声優を起用してキャラクターに音声で喋らせたり、細かいマップの変更などが行われているが、最も大きく変わったのがイースI→イースIIとシームレスに繋がることで、それに伴いレベルの上がり方が変更されている（イースIの途中でMAXにならず、I→IIとレベルが保持される）。今作は、当時新メディアであったCD-ROMの力を広く世間に印象付けた作品でもあり、PCエンジンのCD-ROM2普及にも大きく貢献している。
CD-ROMを使用した本作では、ほとんどの曲が音楽CDトラック(CD-DA)で演奏されている。CDに録音された曲のアレンジには、『MUSIC FROM Ys』にてアレンジバージョンを披露した米光 亮氏が抜擢されている。今作で人気を博した米光氏は、この後のハドソンによるPCエンジン移植作全てに関わっており、また、『PERFECT COLLECTION Ys』と言ったファルコムレーベル作品でも頻繁に登場するようになる。なお、イースIで流れる「FOUNTAIN LOVE」 「THE SYONIN」 「TEARS OF SYLPH」 「DEVIL'S WIND」の４曲と、イースIIで流れる「LILIA」 「TOO FULL WITH LOVE」 「APATHETIC STORY」 「MAY I HELP YOU ?」 「FEEL BLUE」 「INSIDE OF THE ICE WALL」 「TENDER PEOPLE」 「PRESSURE ROAD」 「FEENA（ハーモニカ）」の９曲、そして、I・II共通で流れる「REST IN PEACE」 「SO MUCH FOR TODAY」 「Lucky宝箱」の３曲は内蔵PSG音源を使って鳴らされている。また、IとIIを統合したことによって、Iが終わるとエンディングを経ず、すぐにIIへと移行するため、Iのエンディング１「THE MORNING GROW」は未使用になってしまった（エンディング２「SEE YOU AGAIN」は一番最後のスタッフロールで使われている）。またボス戦はIの「HOLDER POWER」に統一されたため、IIの「PROTECTERS」は使われていない。逆に、オープニングにはパソコン版では未使用曲だった「THEME OF ADORU」が使われるなど、オリジナルにはない音楽を聴く事もできる。
