Ys Foliage Ocean in CELCETA ORIGINAL SOUNDTRACK
イース・セルセタの樹海・オリジナル・サウンドトラック
| CD | 音楽配信 |
| Label レーベル |
Falcom Millennium Series (FMS) ファルコム・ ミレニアム・シリーズ |
| Cover 前面 |
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| Release Date 発売日 |
2012/11/ 9 |
| Published by 発売元 |
Nihon Falcom 日本ファルコム |
| Catalog Number 型番 |
NW10103180 |
| Release Price 価格 |
\2,625 (\2,500) |
| Disc length 全長 |
DISC 1 50:17 DISC 2 69:06 |
日本ファルコムのファルコム・ミレニアム・シリーズ(FMS)にて発売されたPS Vita『イース セルセタの樹海』のオリジナルサウンドトラック。
『イース セルセタの樹海』は、PSPで発売された『イース7』以来3年ぶりとなるイースシリーズ最新作で、ファルコムのPS Vita参入第一弾。ナンバリングタイトルにはなっていないが、内容的には1993年にトンキンハウスよりスーパーファミコンで発売された『YsIV MASK OF THE SUN』、及びハドソンよりPCエンジンで発売された『YsIV The Dawn of Ys』のリメイク作品にあたる。当時ファルコムは『イースIV』の原案のみを手掛け、開発発売はいずれもライセンス先のメーカーであり、2005年にプレイステーション２へ移植された際も発売元はタイトーであった。そのため、正統な“決定版”と言える作品が長い間存在しておらず、今作はゲームが世に出てからおよそ20年の時を経て初めてファルコムが全てを手掛けた待望の“イースIV”であった。今作では、『ワンダラーズ・フロム・イース』が『イース フェルガナの誓い』にリメイクされた時のように、ゲームシステムや音楽はもとよりシナリオから登場人物まで手が加えられていて、事実上の新作と言えるほどの大胆なアレンジとなっている。ゲームシステムは『イース7』で培われたものをブラッシュアップしたものとなっており、最新ハードの特性に合わせた操作なども盛り込まれている。
このCDでは、『イース セルセタの樹海』のオリジナルサントラ全曲を収録している。楽曲の大半は『イースIV』で使われていた曲を2012年現在のFalcom Sound Team jdkがアレンジしたものであるが、jdk BANDのライブをはじめ、『ふぁるこむボスざんまい』や『イース古今曲集』と言ったアレンジCD作品でも活躍している神藤由東大氏、上倉紀行氏、岡島俊治氏の３名による新曲も追加されており随所で使われている。神藤氏は『YsVI ナピシュテムの匣』以来既に10年近くファルコムでゲーム中に流れる楽曲に携わり続けているが、上倉氏は『那由多の軌跡』のオープニング曲「那由多の星の物語」に続いて2作目で、岡島氏は今回が初めてであり、主にライブ活動で人気を博してきていたメンバーがゲーム中の音楽に深く関わった初めての作品になった。新曲の内「The Foliage Ocean in CELCETA」と「冒険家、誕生」の2曲は年末に発売の『FALCOM jdk band DIVA KANAKO Sings Vol.2』にて、それぞれ「Break the Dawn」と「君の風」と言う小寺可南子氏が歌うボーカル曲としてもリリースされている。なお、年末に発売されるアレンジ盤『イースざんまい』では上倉氏と岡島氏の両名が新曲ではない原作版『イースIV』の楽曲を2曲ずつアレンジしている。
ちなみに、『イースIV』で使われていたものの『セルセタの樹海』では未使用となった曲も多く、以下の28曲が今作では聴くことができない（原作未使用曲を含む）。
「FOUNTAIN OF LOVE '93」 「THE SYOBAININ」 「壊れた砂時計」 「フィールド」 「カーナ」 「お家」 「蒼い月の詩」 「五忠臣」 「偉大なる試練」 「闇の一族」 「追憶の彼方に」 「伝説へ続く道」 「リーザ」 「リーザ〜胸に秘めた想い」 「不安」 「流砂の渓谷」 「紅の翼」 「幻覚」 「悲しくて」 「太陽の神殿」 「古代都市胎動」 「古代都市浮上」 「青銅の街区」 「新たなる始まり」 「FANTASY HORIZON」 「ゲームオーバー」 「神殿」 「監獄ハウス」
また、使用シーンが変更されるなどしたため、以下の5曲は曲名が変更されている。
「プロマロック」 → 「辺境都市《キャスナン》」
「ロムン帝国」 → 「ロムン帝国 -嗚呼レオ団長-」
「溶岩地帯～エルディールにくちづけを」 → 「導きの塔～エルディールにくちづけを」
「塔」 → 「イリス」
「THEME OF ADORU 1993」 → 「THEME OF ADOL 2012」
ちなみに、エンディングで流れる曲「新たなる時代のステージへ」には、アドルの次の冒険を暗示するかのように『イース フェルガナの誓い』の「予感＝スティクス＝」のフレーズの冒頭が入れられている。
